ニュースリリース
クルマ・技術
第62回 自動車技術会賞の受賞について
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、マツダの研究者10名が、第62回自動車技術会賞において、社団法人自動車技術会より「技術開発賞」を2件受賞したと発表しました。「技術開発賞」は自動車技術の発展に役立つ新製品や新技術を開発した個人とその共同開発者に贈られる権威ある賞です。授賞式は5月24日(木)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で行われる予定です。
●1件目
今回の受賞では、これまでガソリンエンジン用床下触媒に用いてきた「貴金属シングルナノ触媒技術」*1の耐熱性や低温時の排出ガス浄化性能を高めることで、より使用条件の厳しい直結触媒への適用を可能とし、希少資源使用量をさらに削減した点が評価されました。また、新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」のDPF触媒*2に同技術を利用した点も評価されました。
●2件目
今回の受賞では、新世代高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.3」において、自動車用量産ガソリンエンジンとして世界一*3の高圧縮比(14.0)の実現や、徹底した機械抵抗・ポンプ損失の低減などにより、燃費性能を飛躍的に向上した点が評価されました。また、今後の高効率ガソリンエンジンのあり方に一つの指針を示した点も評価されました。
【ご参考:最近の自動車技術会賞受賞歴】
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